複製(clone)した時に作成される "master" ブランチは、 複製元リポジトリのヘッドのコピーです。 しかし複製元リポジトリにはそれ以外にもブランチがあるかもしれません。 ローカルリポジトリは、リモート(複製元)ブランチのそれぞれを追跡する為の ブランチを持っています。 それらのブランチは "-r" オプションを付けて git-branch(1) を実行すると 確認できます:
$ git branch -r
origin/HEAD
origin/html
origin/maint
origin/man
origin/master
origin/next
origin/pu
origin/todo
それらリモート追跡ブランチを直接チェックアウトすることはできませんが、 自身のブランチを作成しそこで調べることはできます。
$ git checkout -b my-todo-copy origin/todo
"origin" という名前は、複製(clone)したリポジトリを参照する為に git がデフォルトで使用する名前にすぎないことに注意してください。