複製元以外のリポジトリにあるブランチを追跡することもできます。 そうするには git-remote(1) を使用します:
$ git remote add linux-nfs git://linux-nfs.org/pub/nfs-2.6.git
$ git fetch linux-nfs
* refs/remotes/linux-nfs/master: storing branch 'master' ...
commit: bf81b46
新しいリモート追跡ブランチは "git remote add" で指定した 省略名で格納され、上記場合は linux-nfs です:
$ git branch -r
linux-nfs/master
origin/master
"git fetch <remote>" をその後に実行すると、<remote> という名前の 追跡ブランチが更新されます。
.git/config ファイルを見ると、git が新しい節を追加したことを 確認できます。
$ cat .git/config
...
[remote "linux-nfs"]
url = git://linux-nfs.org/pub/nfs-2.6.git
fetch = +refs/heads/*:refs/remotes/linux-nfs/*
...
これは、git がリモートブランチを追跡する為に作成したものです; テキストエディタで .git/config を編集し、これらの設定オプションを 変更、削除することもできます。 (詳細は git-config(1) の "CONFIGURATION FILE" を参照してください)