(PHP 5 >= 5.2.0)
ArrayObject::uasort — ユーザ定義の比較関数でエントリをソートし、キーとの対応は保持する
この関数はエントリをソートします。キーとそれに対応する値の関連は保持されたままとなります。 ソートにはユーザ定義の比較関数を利用します。
これは主に、連想配列など実際の要素の並びが重要となる場合のソートで使います。
関数 cmp_function は二つのパラメータを受け取ります。ここにはエントリのペアが渡されます。 比較関数の返り値は、最初の引数が二番目の引数より小さい場合に負の数、 等しい場合にゼロ、大きい場合に正の数となります。
値を返しません。
例1 ArrayObject::uasort() の例
<?php
// 比較関数
function cmp($a, $b) {
if ($a == $b) {
return 0;
}
return ($a < $b) ? -1 : 1;
}
// ソートしたい配列
$array = array('a' => 4, 'b' => 8, 'c' => -1, 'd' => -9, 'e' => 2, 'f' => 5, 'g' => 3, 'h' => -4);
$arrayObject = new ArrayObject($array);
print_r($arrayObject);
// ソートと、その結果の表示
$arrayObject->uasort('cmp');
print_r($arrayObject);
?>
上の例の出力は以下となります。
Array ( [a] => 4 [b] => 8 [c] => -1 [d] => -9 [e] => 2 [f] => 5 [g] => 3 [h] => -4 ) Array ( [d] => -9 [h] => -4 [c] => -1 [e] => 2 [g] => 3 [a] => 4 [f] => 5 [b] => 8 )