(PHP 5 >= 5.3.0)
forward_static_call_array — 静的メソッドをコールし、引数を配列で渡す
function パラメータで指定したユーザ定義の関数あるいはメソッドをコールします。 この関数はメソッドのコンテキストでコールしなければなりません。 クラスの外部で使用することはできません。 この関数は 遅延静的束縛 を使います。 転送先のメソッドへのすべての引数は値渡しで、 call_user_func_array() と同様に配列で指定します。
コールしたい関数あるいはメソッド。このパラメータは、 クラス名とメソッド名を指定した配列あるいは関数名を指定した文字列となります。
このひとつのパラメータに、メソッドに渡すすべてのパラメータを配列で指定します。
注意:
forward_static_call_array() へのパラメータは参照渡しではないことに注意しましょう。
関数の結果、あるいはエラー時に FALSE を返します。
例1 forward_static_call_array() の例
<?php
class A
{
const NAME = 'A';
public static function test() {
$args = func_get_args();
echo static::NAME, " ".join(',', $args)." \n";
}
}
class B extends A
{
const NAME = 'B';
public static function test() {
echo self::NAME, "\n";
forward_static_call_array(array('A', 'test'), array('more', 'args'));
forward_static_call_array( 'test', array('other', 'args'));
}
}
B::test('foo');
function test() {
$args = func_get_args();
echo "C ".join(',', $args)." \n";
}
?>
上の例の出力は以下となります。
B B more,args C other,args