(PHP 4, PHP 5)
preg_split — 正規表現で文字列を分割する
指定した文字列を、正規表現で分割します。
検索するパターンを表す文字列。
入力文字列。
これを指定した場合、最大 limit 個の部分文字列を返します。 残りの文字列は、最後の部分文字列に含めて返されます。 limit が -1、0 あるいは null の場合は「制限が無い」ことを意味します。 制限を指定せずに flags パラメータを指定したい場合などに null を使用します。
flags は、次のフラグを組み合わせたものとする (ビット和演算子 | で組み合わせる)ことが可能です。
このフラグを設定した場合、各マッチに対応する文字列のオフセットも返されます。 これにより、返り値は配列となり、配列の要素 0 はマッチした文字列、 要素 1 は subject におけるマッチした文字列のオフセット値となることに 注意してください。
pattern にマッチした境界で分割した subject の部分文字列の配列を返します。
バージョン | 説明 |
---|---|
4.3.0 | PREG_SPLIT_OFFSET_CAPTURE が追加されました。 |
4.0.5 | PREG_SPLIT_DELIM_CAPTURE が追加されました。 |
例1 preg_split() の例 : 検索文字列のある部分を取得
<?php
// カンマまたは " ", \r, \t, \n , \f などの空白文字で句を分割する。
$keywords = preg_split("/[\s,]+/", "hypertext language, programming");
?>
例2 文字列を文字要素に分割
<?php
$str = 'string';
$chars = preg_split('//', $str, -1, PREG_SPLIT_NO_EMPTY);
print_r($chars);
?>
例3 文字列をマッチするものとそのオフセットに分割
<?php
$str = 'hypertext language programming';
$chars = preg_split('/ /', $str, -1, PREG_SPLIT_OFFSET_CAPTURE);
print_r($chars);
?>
上の例の出力は以下となります。
Array ( [0] => Array ( [0] => hypertext [1] => 0 ) [1] => Array ( [0] => language [1] => 10 ) [2] => Array ( [0] => programming [1] => 19 ) )
正規表現の威力を必要としないのなら、より高速な (機能はシンプルですが) 代替関数として explode() あるいは str_split() のような選択肢があります。