String 関数
PHP Manual

strpos

(PHP 4, PHP 5)

strpos文字列が最初に現れる場所を見つける

説明

int strpos ( string $haystack , mixed $needle [, int $offset = 0 ] )

文字列 haystack の中で、 needle が最初に現れた位置を数字で返します。 PHP 5 以前の strrpos() とは異なり、この関数は needle パラメータとして文字列全体をとり、 その文字列全体が検索対象となります。

パラメータ

haystack

検索を行う文字列。

needle

needle が文字列でない場合は、 それを整数に変換し、その番号に対応する文字として扱います。

offset

オプションのパラメータ offset により、 検索を開始する haystack の文字を指定することができます。 この場合でも、返される位置は haystack の先頭からの相対位置となります。

返り値

位置を表す整数値を返します。 needle が見つからない場合、 strpos()boolean FALSE を返します。

警告

この関数は論理値 FALSE を返す可能性がありますが、FALSE として評価される 0 や "" といった値を返す可能性もあります。 詳細については 論理値の セクションを参照してください。この関数の返り値を調べるには ===演算子 を 使用してください。

例1 === の使用

<?php
$mystring 
'abc';
$findme   'a';
$pos strpos($mystring$findme);

// === を使用していることに注目しましょう。単純に == を使ったのでは
// 期待通りに動作しません。なぜなら 'a' が 0 番目 (最初) の文字だからです。
if ($pos === false) {
    echo 
"文字列 '$findme' は、文字列 '$mystring' の中で見つかりませんでした";
} else {
    echo 
"文字列 '$findme' が文字列 '$mystring' の中で見つかりました";
    echo 
" 見つかった位置は $pos です";
}
?>

例2 !== の使用

<?php
$mystring 
'abc';
$findme   'a';
$pos strpos($mystring$findme);

// !== 演算子も使用可能です。ここで != を使っても期待通りに動作しません。
// なぜなら 'a' が 0 番目の文字だからです。(0 != false) を評価すると
// false になってしまいます。
if ($pos !== false) {
     echo 
"文字列 '$findme' が文字列 '$mystring' の中で見つかりました";
         echo 
" 見つかった位置は $pos です";
} else {
     echo 
"文字列 '$findme' は、文字列 '$mystring' の中で見つかりませんでした";
}
?>

例3 オフセットの使用

<?php
// オフセット以前の内容を無視して文字を探すこともできます。
$newstring 'abcdef abcdef';
$pos strpos($newstring'a'1); // $pos は 0 ではなく 7 となります。
?>

注意

注意: この関数はバイナリデータに対応しています。

参考


String 関数
PHP Manual