String 関数
PHP Manual

strtok

(PHP 4, PHP 5)

strtok文字列をトークンに分割する

説明

string strtok ( string $str , string $token )
string strtok ( string $token )

strtok() は文字列 (str) を 何らかの文字 token によって区切られている小さな文字列 (トークン) に分割します。 "This is an example string" のような文字列がある場合、 空白文字をトークンとするとこの文字列を個々の単語に分割することができます。

strtok は最初のコールの時のみ string 引数を使用することに注意してください。 strtok は、文字列のどこにいるのかの情報を保持しているため、 2回目以降のコールではトークンのみを必要とします。 最初からやりなおす場合や新しい文字列をトークンに分割する場合、 初期化するために再度string引数を指定してstrtokをコールします。 文字列は、引数の文字のどれかが見つかったはトークンに分割されます。

パラメータ

str

より小さい文字列 (トークン) に分割する文字列。

token

str を分割する際に使用する区切り文字。

返り値

文字列トークンを返します。

例1 strtok() の例

<?php
$string 
"This is\tan example\nstring";
/* タブと改行をトークンの区切りとして使用します */
$tok strtok($string" \n\t");

while (
$tok !== false) {
    echo 
"Word=$tok<br />";
    
$tok strtok(" \n\t");
}
?>

空の部分が見つかった場合の動作は PHP 4.1.0 で変更されました。 以前は空の文字列を返していました、新しい、正しい動作は、 文字列のその部分を単に読み飛ばします。

例2 古い strtok() の動作

<?php
$first_token  
strtok('/something''/');
$second_token strtok('/');
var_dump($first_token$second_token);
?>

上の例の出力は以下となります。

    string(0) ""
    string(9) "something"

例3 新しい strtok() の動作

<?php
$first_token  
strtok('/something''/');
$second_token strtok('/');
var_dump($first_token$second_token);
?>

上の例の出力は以下となります。

    string(9) "something"
    bool(false)

注意

警告

この関数は論理値 FALSE を返す可能性がありますが、FALSE として評価される 0 や "" といった値を返す可能性もあります。 詳細については 論理値の セクションを参照してください。この関数の返り値を調べるには ===演算子 を 使用してください。

参考


String 関数
PHP Manual