では、Subversion の使い方を詳しく見ていきましょう。本章の最後まで到達したとき、日常の作業で Subversion を使用する必要のあるものすべてを実行できるようになっていることでしょう。ファイルを Subversion に入れることから始め、コードの最初のチェックアウトを行うことになります。コードに変更を行い、またその変更を確認します。また、誰かが作業コピーの内容を変更したことを確認し、発生する競合に折り合いをつけられるようになります。
本章は、Subversion コマンドの全体を列挙するのではないのにご注意ください。— そうではなく、普段一番よく利用する Subversion の操作の、対話型手引きです。この章は、第1章 を読んで理解していることと、Subversion の一般的モデルになじみがあることを前提としています。コマンドの完全なリファレンスは、第9章 をご覧ください。