git-log(1) コマンドはコミットの一覧を表示します。 現在のブランチ上にある親コミットから到達可能な全てのコミットを表示します。; しかし、さらに特定のリクエストをすることもできます:
$ git log v2.5.. # v2.5以降のコミット(v2.5から到達不能なコミット)
$ git log test..master # master から到達可能だが、test からは到達可能でないコミット
$ git log master..test # test から到達可能だが、master からは到達可能でないコミット
$ git log master...test # test または master から到達可能だが、
# 両方からは到達可能でない...
$ git log --since="2 weeks ago" # 最近2週間のコミット
$ git log Makefile # Makefile を修正しているコミット
$ git log fs/ # fs/ 配下のファイルを修正している...
$ git log -S'foo()' # 文字列 'foo()' に一致する全てのファイルを
# 追加または削除しているコミット
そしてもちろん、これら全てを組み合わせることもできます; 以下は v2.5 以降のコミットで、Makefile 又は fs 配下のファイルを変更している コミットを検索します。
$ git log v2.5.. Makefile fs/
git log を使用し、パッチを表示することもできます:
$ git log -p
他の表示オプションについては git-log(1) の man ページにある "—pretty" オプション を参照してください。
git log は最新のコミットから開始し、親を辿って後方に検索します; しかし、git の履歴は複数の独立した開発ラインを含むことができる為、 一覧表示されるコミットの順番はいくらか任意になります。