{config_load}
を使用して、
設定ファイル からテンプレートに
#変数#
を読み込みます。
属性名 | 型 | 必須 | デフォルト | 概要 |
---|---|---|---|---|
file | string | Yes | n/a | インクルードする設定ファイルの名前 |
section | string | No | n/a | 読み込むセクションの名前 |
scope | string | no | local | 読み込む変数のスコープの処理方法。local、parent、global のいずれかを指定します。 local を指定すると、 変数がローカルファイルのテンプレート変数として読み込まれます。 parent を指定すると、 該当ファイルとその親ファイルのテンプレート変数として読み込まれます。 global を指定すると、すべてのテンプレートでテンプレート変数として利用できます。 |
global | boolean | No | No | 変数が親テンプレートから利用できるかどうか。scope=parent と同じです (注: この属性は非推奨です。代わりに scope 属性を使用するようになっていますが、 まだサポートされています。scope 属性を指定すると、この値は無視されます)。 |
Example 7.3. {config_load}
example.conf
ファイル
# これは設定ファイルのコメントです # グローバル変数 pageTitle = "Main Menu" bodyBgColor = #000000 tableBgColor = #000000 rowBgColor = #00ff00 # customer 変数セクション [Customer] pageTitle = "Customer Info"
テンプレート
{config_load file="example.conf"} <html> <title>{#pageTitle#|default:"No title"}</title> <body bgcolor="{#bodyBgColor#}"> <table border="{#tableBorderSize#}" bgcolor="{#tableBgColor#}"> <tr bgcolor="{#rowBgColor#}"> <td>First</td> <td>Last</td> <td>Address</td> </tr> </table> </body> </html>
設定ファイル
には、セクションも含まれます。section
属性を指定する事で、そのセクション内の変数を読み込む事ができます。
セクションを指定したとしても、
グローバルな設定変数は常に読み込まれることに注意しましょう。
グローバル変数と同じ名前のセクション変数があった場合は、
セクション変数の内容が優先されます(グローバル変数の値を上書きします)。
設定ファイルの sections と組み込みのテンプレート関数
{section}
には特に関連はありません。単にたまたま名前が同じであるというだけのことです。
Example 7.4. セクションを指定した {config_load} 関数
{config_load file='example.conf' section='Customer'} <html> <title>{#pageTitle#}</title> <body bgcolor="{#bodyBgColor#}"> <table border="{#tableBorderSize#}" bgcolor="{#tableBgColor#}"> <tr bgcolor="{#rowBgColor#}"> <td>First</td> <td>Last</td> <td>Address</td> </tr> </table> </body> </html>
設定ファイル変数の配列については
$config_overwrite
を参照してください。
設定ファイル のページ、
config 変数 のページ、
$config_dir
、
get_config_vars()
および
config_load()
も参照してください。