Chapter 7. 組み込み関数

Table of Contents

{capture}
{config_load}
{foreach},{foreachelse}
.index
.iteration
.first
.last
.show
.total
{if},{elseif},{else}
{include}
{include_php}
{insert}
{ldelim},{rdelim}
{literal}
{php}
{section},{sectionelse}
.index
.index_prev
.index_next
.iteration
.first
.last
.rownum
.loop
.show
.total
{strip}

Smarty にはいくつかの組み込み関数があります。 これらはテンプレートエンジンにとって必要不可欠なものです。これらと同じ名前の カスタム関数 を作成したり、組み込み関数を修正したりする事はできません。

これらの関数の一部は assign 属性を持っており、 結果を出力せずにここで指定した名前のテンプレート変数に格納します。これは {assign} 関数と似ています。

{capture}

{capture} は、タグの間のテンプレートの出力を集め、 それをブラウザに表示する代わりに変数に受け渡します。 {capture name='foo'}{/capture} の間のあらゆるコンテンツは、name 属性で指定した変数に格納されます。

キャプチャされたコンテンツは、特別な変数 $smarty.capture.foo (fooname 属性で指定した変数) によって利用できます。 name 属性を指定しない場合は default が使われ、$smarty.capture.default のようになります。

{capture}'s はネスト可能です。

属性名 必須 デフォルト 概要
name string no default キャプチャされるブロックの名前
assign string No n/a キャプチャされた出力を割り当てるための変数名

注意

{insert} の出力をキャプチャする際には注意が必要です。 $caching が有効の時に、実行したい {insert} コマンドがもしキャッシュされたコンテンツ内にあるのなら、そのコンテンツはキャプチャされません。

Example 7.1. name 属性を使用した {capture}


{* コンテンツが表示されない限り、テーブルの行を表示しません *}
{capture name=banner}
  {include file='get_banner.tpl'}
{/capture}

{if $smarty.capture.banner ne ''}
<div id="banner">{$smarty.capture.banner}</div>
{/if}

   


Example 7.2. {capture} をテンプレート変数に格納

この例は、 {popup} 関数の使用法を示すものです。


{capture name=some_content assign=popText}
The server is {$smarty.server.SERVER_NAME|upper} at {$smarty.server.SERVER_ADDR}<br>
Your ip is {$smarty.server.REMOTE_ADDR}.
{/capture}
<a href="#" {popup caption='Server Info' text=$popText}>help</a>

     


$smarty.capture{eval}{fetch}fetch() および {assign} も参照してください。