{fetch}
は、ローカルシステムやhttp, ftpからファイルを取得し、
コンテンツを表示します。
ファイル名が http://
から始まる場合は、web
サイト上のページを取得して表示します。
http リダイレクトはサポートしていません。 必要に応じて、最後のスラッシュをつけることを忘れないようにしましょう。
ファイル名が ftp://
で始まる場合は、
ftp サーバからダウンロードしたファイルを表示します。
ローカルファイルの場合には、ファイルのフルパスあるいは 実行する PHP スクリプトからの相対パスを指定する必要があります。
テンプレートの
$security
が有効になっており、
ファイルをローカルファイルシステムから取得する場合、
{fetch}
は定義済みの
安全なディレクトリ
のいずれかにあるファイルのみを受け付けます。
assign
属性を指定すると、
{fetch}
関数の出力がこのテンプレート変数に割り当てられます。
テンプレートには出力されません。
属性名 | 型 | 必須 | デフォルト | 概要 |
---|---|---|---|---|
file | string | Yes | n/a | 取得するファイル、http あるいは ftp のサイト |
assign | string | No | n/a | 出力が割り当てられるテンプレート変数 |
Example 8.8. {fetch} の例
{* テンプレートにJavaScriptを含めます *} {fetch file='/export/httpd/www.example.com/docs/navbar.js'} {* 他のwebサイトからテンプレートに天候のテキストを埋め込みます *} {fetch file='http://www.myweather.com/68502/'} {* ftp経由でニュースヘッドラインファイルを取得します *} {fetch file='ftp://user:password@ftp.example.com/path/to/currentheadlines.txt'} {* 上と同じですが、変数を使用します *} {fetch file="ftp://`$user`:`$password`@`$server`/`$path`"} {* 取得したコンテンツをテンプレート変数に割り当てます *} {fetch file='http://www.myweather.com/68502/' assign='weather'} {if $weather ne ''} <div id="weather">{$weather}</div> {/if}