{html_image}
は、HTML の <img>
タグを作成する
カスタム関数 です。
height
属性と width
属性を省略した場合は、画像ファイルから自動的に算出します。
属性名 | 型 | 必須 | デフォルト | 概要 |
---|---|---|---|---|
file | string | Yes | n/a | 画像のパス・ファイル名 |
height | string | No | 実際の画像の高さ | 画像を表示する高さ |
width | string | No | 実際の画像の幅 | 画像を表示する幅 |
basedir | string | no | web サーバのドキュメントルート | 相対パスの基準となるディレクトリ |
alt | string | no | “” | 画像の代替テキスト |
href | string | no | n/a | 画像にリンクする href の値 |
path_prefix | string | no | n/a | 出力パスのプレフィックス |
basedir
属性は、画像の相対パスの基準となるベースディレクトリです。
指定しなかった場合は、web サーバのドキュメントルートである
$_ENV['DOCUMENT_ROOT']
を使用します。
$security
が有効な場合は、画像のパスは
セキュアディレクトリ
内になければなりません。
href
は画像にリンクされた href の値です。
これを指定すると、image タグの周りに
<a href="LINKVALUE"><a>
タグを配置します。
path_prefix
には、任意で
出力パスを指定できます。これは、画像を違うサーバに配置したい場合に有効です。
前述の属性リストにないパラメータが与えられた場合は、作成された各
<img>
タグの内側に
名前/値 のペアで表されます。
{html_image}
は、画像を読み込んで幅と高さを取得するため、
ディスクへのアクセスが必要です。テンプレートの キャッシュ
を使用しない場合は、{html_image}
ではなく静的に image タグを使用するほうがパフォーマンス的にお勧めです。
Example 8.11. {html_image} の例
{html_image file='pumpkin.jpg'} {html_image file='/path/from/docroot/pumpkin.jpg'} {html_image file='../path/relative/to/currdir/pumpkin.jpg'}
上のテンプレートの出力
<img src="pumpkin.jpg" alt="" width="44" height="68" /> <img src="/path/from/docroot/pumpkin.jpg" alt="" width="44" height="68" /> <img src="../path/relative/to/currdir/pumpkin.jpg" alt="" width="44" height="68" />